チェコ生活を楽しくする情報をバトン形式でお届けする「ハッピーバトン」、第46回はまめこさんの「簡単!洋食店風コーンスープ」…

子供の頃に「これからの時代はナイフとフォークくらい使えないといけない」とたまに連れて行ってもらえた『ステーキのあさくま』。残念ながら実家近くのあさくまは20年ほど前に閉店してしまったのですが、その頃には愛知の片田舎でも様々なファミリーレストランがオープンし、選択肢が増えていきました。近年よく行くのは『ステーキハウス・ブロンコビリー』(肉好きの一家)ですが、どの洋食店でも定番メニューなのがコーンスープですよね。子供も大人もみんな大好き。

チェコに来てしばらくすると日本から持ってきたカップスープの素も食べ切ってしまい、スーパーを探しますが・・・無い!クノールの本場、ドイツに行っても無い!西洋料理だと信じて疑わなかったコーンスープを食べるのは世界中でほぼ日本人だけだと知り、カルチャーショックを受けました。幼い頃、丸いスプーンで一生懸命にコーンスープをすくいながら抱いた西洋への憧れは何だったのでしょう??

ホワイトアスパラやマッシュルームのカップスープも美味しいのですが、子供達は好き嫌いが分かれてしまうし、私自身いつも食べたくなるわけでは無いんですよね。やっぱり慣れ親しんだコーンスープが食べたい。
こうなったら作るしかない!という事でコンソメを入れてみたりバターや生クリームを入れてみたりと、試行錯誤を繰り返して出来た『簡単!洋食店風コーンスープ』のレシピを紹介させていただきます。

●材料 (小さめのカップで4人分)
チェコによくあるコーン缶の大きい方 1缶
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1
牛乳 空になったコーン缶1杯分
(+牛乳 缶1/2杯分、片栗粉 小さじ1、塩 小さじ1/4で5人分まで作れます)

●作り方
1 塩、片栗粉、コーンを粒で食べたい分だけ(大1〜2くらい)鍋に入れる
2 残ったコーン(汁ごと)と牛乳をミキサーに入れて撹拌する(小さめのミキサーで25秒くらい、何となく粒が無くなったなと思うまで)

3 鍋の上に置いたザルに2を入れて漉す
4 鍋の底にある片栗粉のかたまりがサラサラに溶けるまで混ぜる※重要
5 中〜強火にかけてとろみがつくまで焦げ付かないようにひたすら鍋底中心に混ぜる(ゴムベラが良い)

6 とろみがついたらすぐに鍋を火から下ろす(火を消すだけじゃダメですよ〜)

TIP! とても焦げやすいので、出来上がるまでは鍋に張り付いていてください。火を切ってもしばらく熱いタイプのコンロの場合は、湯気が上がってきた時点で火を止めてしまってもとろみがつきます。とろみが少ない方が好みという方は片栗粉を減らしてください。

懐かしい日本の味『コーンスープ』。ミキサーさえあれば材料はどこでも売っているものばかりですので、是非作ってみてくださいね。(写真もまめこ)

まめこさん美味しいバトンをありがとう!この記事が気に入ったらぜひいいね❤️してね