ご主人写真で綴るクレタ島駆け込み休暇

こんな時期に海に行くなら少しでも暖かい所がいいと、ギリシャの中でも南にあるクレタ島に来ました。写真は すべてご主人撮影 praha.fotobob.cz。ゆみこは脇になんやらかんやらコメント書いているだけとなります。

９月のクレタ島の海は、水に入った瞬間に

きゃぁ～

と悲鳴が出る位の冷たさですが、入ってしまえば根性次第で泳いだりもできました。 海岸には星の数ほどビーチハウスがあるのに、結局毎日どうも同じ店に通ってしまいます。 そして、おやつには同店でギリシャヨーグルト＋蜂蜜をやっぱり毎日注文。

お気に入りの木陰。

ここから見えるのは空と海だけです。

旧市街はのんびりと静かで、

レストランはどのテーブルにも必ず係りの猫ちゃんがいて、足元から「おくれよぉ〜ん」と熱い視線を送ってきます。…がご主人は遊ぶのに夢中で、係りの猫ちゃんの写真を一枚も撮っていませんでした。

海岸沿いには何キロにも渡ってびっしりとホテルやレストランが並び、

目移りしちゃいそうですが、

迷いませんとも

心はこのイカとカジキの頭を店先で干しているのが看板？の、地元民らしき人が道まではみ出してにぎわっているお店にと決まっております。

イカ看板の店はレストラン街から外れた所にあり、基本は外、厳密には海岸沿いにちょっとばかりの屋根があって、その下にテーブルがならんでるだけです。だから眺めは最高、お席は全てオーシャンビュー。

そして恐れていた通りメニューはありませんでした。 こちとらホテルの夕飯を一回パスして来ているワケですから真剣です。その上、散歩に散歩を重ねてお腹も空いてまいりました。席に座っていても 一向に注文を取りに来てくれる様子がないので、きっとこりゃ「魚亀」方式だなと、厨房に押しかけシェフ…いえ大将に魚を見せていただき、どんなふうに調理するかをご相談。 スズキをぜひ塩焼きでとお願いしましたが「え〜？塩だけ？◯◯や、◯◯はしないの？」と言ってくださるのに、ここはひとつなんとか「塩だけに〜」。そうそうサラダにムール貝の蒸し焼きもね。

はい。イカの店大正解。

そうですよね、塩だけなんて失礼でした。塩だけのその横に別添えしてくださったソースが旨い旨い、絶品でした。何入ってんのかしら？ソースをアテに呑めちゃう感じ。

大将！美味しいですぅ〜！

「そうだろ美味いだろ」とウーゾ（無色透明のリキュールで、アルコール度数４０度位）をどんどん薦めてくださるもので酔っ払ってフラフラしながら散歩の続きです。日が沈みましたよ〜ホエホエホぇ〜ん。

高級レストランも並びますよ〜ホヤホヤホヤぁ〜ん。

高級クルーザーも並ますよ〜…って高級はもういいですね 。

どこも素晴らしいけど、やっぱりイカの店が好きだったなぁ〜。お会計も最高だったんです。

休暇も終わり、直行便で二時間とちょっとであっけない位にプラハに戻ってきてしまいました。  旧市街で買ったテーブルクロス。

 を押すとが喜びます。それではみなさま、世界のどちらにいらしてもステキな一日をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。