バリスタロク2016

バリスタロク2016

毎年楽しみにしているチェコのバリスタナンバーワンを決めるコンテスト、バリスタロクの季節がやってまいりましたが… なぜか

ダークなゆみこ

会場を超老舗劇場に移し、だからってそらあ法外じゃないの?な入場料。

のみならず、 最終審査に近づけば近づくほどチケットの値段が上がっていくシステム。

うがあ

だって。応援したいバリスタさんが出る日は見たいし、もしその方が勝ち抜いたら尚更見たいでしょう?仕方がないので、リスがせっせとどんぐりを貯めるようにして作ったお小遣い=リスどんぐりを大放出して前売りを買いました。

初日に応援に行ったバリスタさんはかなり苦戦中。ここでもダーク。

だって、このバリスタさんは静かに丁寧にコーヒーを淹れてくれて美味しいのが素晴らしいところだから、ホイホイプレゼンしながら時間内になんていうのには向くわけがないもの。

静かでいーじゃん賞とかはないのか?

ステキなこともありました。会場にはドイツ、イギリス、北欧等からかなりマニアックな自家焙煎処が大集合。お味見ができます。

そちらで、 これ、すごく好きなコーヒーに出会えました。お茶じゃん?というくらい明るい色、フルーツや花の香りが感じられて美味しい。 スエーデンからお見えになったそうな。

「ぜひお店にも来てくださいね」なんて言って頂いたもんだから「もちろんです!」なんて言っちゃったのですが、後でよくよく地図を見てみたら、スエーデンでもデンマーク側から船で渡り、更に電車で北上したちいさな街で焙煎されたコーヒー豆でした。 写真を見たら海沿いの木造の小さな平屋がカフェで、自転車なんか停めてあっちゃったりしてお店もすごくステキ、いつか本当に行ってみたいなぁ〜。

残り少ないリスどんぐりでお豆も買ったじょ。

 

 

因みに

写真のバリスタ様は大人気のカフェでめちゃくちゃ忙しく働き、次の年のコンテストも残念ながらよい成績を出せず、「疲れた」とお店を辞めてしまいました。そしてその後はディビツカ通りのちいさなちいさなカフェで働いていらっしゃいます。お客さんが5人も入ればいっぱいの持ち帰りがメインのお店ですが、地元の人で賑わって、温かい雰囲気で、お兄さんは相変わらずゆっくり丁寧に静かにコーヒーを淹れてくださっています。あ、あそこかな?わかります?ご一緒に程よいペースで長く応援しませんか?

 を押すとが喜びます。それではみなさま、世界のどちらにいらしてもステキな一日をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。