秋色をパリチコ編み
■1 トラム行っちゃったよ
きゃあきれい
きれいな形だなぁ
これもいいじゃない…と眺めて歩いていると、先に歩いて行ったご主人がちょっと怖い表情で戻ってきました。
このきれいをとって置けないかしら?
プラハの落ち葉。チェコの伝統レース、パリチコヴァーニークライカ、人呼んでパリチコの型紙を作って編んでみました。 こっちはまわりの枠なし。
枠なしは枠に入れてあげることもできるなぁ〜。
■2 ガランテリエ
そして次の年には
プラハにはまだ所々にちいさな手芸店 galanterie ガランテリエが残っていて、センスがいい店員さんが切り盛りするお店では、飾った商品や品揃えのおかげでインスピレーションが湧くこともしばしば。 おかげでこんな感じに糸が揃いました。
今年は公園の道を眺めながら散歩して、気に入った形の落ち葉編み。
落ち葉を拾って、スキャンして、型紙にして …なかなか愛せる存在のものが編めました。 あいていた穴もコピー。
お次はこんな落ち葉。編みやすさよりも葉脈に忠実を優先して型紙を作ったので、多少難航中。
いい形しているでしょう?モデルさんがいいんですよ。
ハラハラり〜ん
こんなふうにお出しするのはどうかしら?
落ち葉でハラハラりと飾って、
黒糖スポンジを焼いて、トヴァロフと蜂蜜クリームを作って、栗を煮て切って、散らして巻いての栗ロールです。プラハの市場で栗をみかけるのは旬だけで、kaštan jedlý カシュタンイエドゥリー といい、イエドゥリーとついていないものはトチの実で通常は食べません。 栗は実が小さくて硬く、日本のホクホクする品種とはずいぶん違いますが、これも実が引き締まっていて味が濃く、お菓子のアクセントとしてクリームに入れたり、そうそう栗ご飯にもしても美味しかったです。
■3 ペトシーン散歩
そのまたお次の年は、 ペトシーンの丘を散歩中しておりますが、こんなにこの素晴らしい眺めを見ずに
下ばっかり見て歩いておる者がおります。
だって見て見て、足元にはキラキラキラキラ宝石ちゃんが
興奮
散歩の後はおきまりのコースでお気に入りのカフェへ。 バリスタさんが「特別の豆が入ったから」と特別なコーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れてくださいました。
持ち手が熱くなるタイプだからと、ご自分のスカーフを巻いてくださいました。優しい心遣い、
この↑素晴らしいセンス、お仕事に誇りを持っていらっしゃるのだなぁ。 帰ってきて自分もすっかりなにかしたくなって、去年の続きで落ち葉の型紙をまたひとつ増やしました。
穴を開けるのがどうしてどうして難しい。 そしてまたもうひとつ、気に入った落ち葉をコピー編み。だんだんフラクタルになってきた。
自然界は追求するとフラクタル!
出揃いました
いままでの落ち葉も、věnec ヴエネツに飾りにして。
お玄関で ウエルカム
秋のおもてなし。
おまけ…
■4 おまけのきのこ
なにを編んでいるのかな?
きのこも完成。
左が猛毒のムホムールカ、そして右がとっても美味しいフジブ。
秋のハッピー窓辺飾りできました。
を押すとが喜びます。それではみなさま、世界のどちらにいらしてもステキな一日をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。