ベルリンコーヒー片道ひとり旅

ベルリンコーヒー片道ひとり旅

ベルリンの大電車フェアにご主人は出張。毎日電車の写真が撮れて嬉しくもありそれでいて一週間という長さに、いつも小鹿の様にヨタヨタと憔悴しきって戻ってまいりますので…

小鹿迎え旅

プラハ中央駅から電車に乗って音楽聴いたり、エルベ川や草原を見たり、パリチコしたりしているうちにもうベルリン。気候はプラハ同様もう一度夏の様な小春日和。ご主人も夜には合流できる予定ですので、レストラン候補の場所確認に…

おおう! ビストロちいさなワクワクの家。噂には聞いていましたがこりゃ〜カッコいいですなぁ。お昼前なのに、世界中から集まったオシャレさんが外まで並んでいます。場所確認のハズが、

あれ?座っちゃってるし、注文しちゃってる。だって「お一人様なら直ぐご案内できます」って言ってくださったんだもん。抹茶ラテ〜♪

電車でおにぎり食べたのに。トーストとポーチドエッグ、パフェみたいにグラスに入ってこれまたカッコいい。

因みに来て人数を告げて待つシステムで予約はできませんでした。プラハでも多くなってきましたが、予約しても残念ながら来ない方が多いとかで、予約ができないお店が増えています。ご主人と夜また来て待てばいいよね。

 

日本では直ぐタクシー派だったのですが、プラハに来てからはトラムが便利なので、歩くことも少しづつ増え、ずいぶん歩けるようになったのが宝物です。観光の定番が気にならない訳ではありませんが、好きなだなぁ〜と思えるところばかり回るのが自分流の疲労の少ない旅。

自由に歩いてやってきたこちらはいつかの夢の店。お店の方たちは外に席を出して、編み物したり、お昼を食べたりしていました。棚にはフワフワの毛糸がいっぱい。なんとステキな場所。

お値段には多少気絶しながらも素材として毛糸を買わせていただきました。ベルリンのメーカーのウール、ベルリン土産ということになりますか。

感銘を受けたのは手編みのちくびの店。写真も「どうぞどうぞ」と言っていただけましたが、Tシャツについているバージョンはなんだか恥ずかしくて撮れなかった。まだまだ修行が足りないな。ベルリンの表現は自由ですね。

献血車であるのでは?と思います。ベルリンの表現はどこまでも自由ですね。

 

夕方には 憧れのカフェに到着。 こちらも確認だけのつもりが、座っちゃってます。飲んじゃってます。

だって信じられなくいい香りがしているんだよココ

ちくび店でプチノートも買いました。よくみたら日本製でした。

日本パンも独り喰い。だってそろそろ閉店だったんだよぉ〜

 

その時、強風が吹き、一天にわかに掻き曇り、大雨が降り始めました。

さよなら夏

慌ててホテルに戻って、震えながら窓から外を見ていると、 ゴロゴロゴロゴロとスーツケースを運ぶ音と共に、来ました!カメラバックと三脚と雨雲を背負ってご主人の登場です。これでご主人の「休暇になると雨男」説が実証されました。

コーヒー屋さんは閉まっちゃう(先に飲んじゃったことはまだ言えてない)。調査してきたビストロは今日に限って早仕舞い。ご主人の上でどんどん黒雲が大きくなってきたので、緊急対策として男はラーメンの法則がチェコご主人にも当てはまるかどうか実験してみところ、見事!

ご機嫌回復

ミッテの職人技。鶏ベースで、ベジタリアンのラーメンもあるのがありがたかった。ベルリンでお見かけする日本の方もみなさん頑張っていらして、ドイツ語をご自分のものにしていらしてステキだった。

 

次の朝

「実は先にコーヒー飲んじゃった。てへへ」…に眠いながらもジンワリ怒りがこみ上げるご主人。そんな〜もう一回行けばいいじゃない。

さあさあ甘いものでも食べて。

お土産にお豆も買いました。

どんなに電車を見ても、やっぱりトラムは乗りたいそうなので一日乗車券で乗り降り自由、動物園の方へ古い町並みを見に行ったり、

カレーを食べたり、

ご希望の抹茶x2にも行けましたので、旅先でもホッと一息、いつものペースに戻ってきました。畳が日本人を癒すんだ。

ああ、よかったなぁ〜。

 

そんなに遠くない過去に、奪われた「そんないつもの生活」の跡も見て歩きました。

ベルリンの中心街では、プラハの街では当たり前の様に思っている古い家がみあたりません。歩いて歩いてやっとみつけた一軒の写真。

ミチロウさんにお話を伺ってからずいぶん月日が経ちましたが、やっと来ることができました。これは実際の壁ではなく、壁をイメージしたモニュメントだそうです。

 

 

帰りの電車の中でちいさな旅日記を書きましたよ。

 を押すとが喜びます。それではみなさま、世界のどちらにいらしてもステキな一日をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。