風邪っぴきヴァーノツェ
Veselé Vánoce!
ヴェセレーヴァーノツェ
クリスマスおめでとうございます
勢いだけはいいんですが、ご主人が風邪をひいてしまい、ヴァーノツェ恒例のチェコの家族の山小屋に行けなくなってしまいました。
コンコン…コンコン…
いかん残念で更に弱っている。兎に角なにか並べよう。
即席飾り、
慌てて焼いたツクロヴィー(クッキーやプチケーキの焼き菓子)+イジャークで買ってきたもので水増しして…と
これなに?食べ物?
Míša ミーシャ。チェコ伝統トヴァロフチーズのプチケーキのつもりですがなにか?
そしてチェコのお母さんのメニューに似せてみたつもりの、じゃがいものサラダに…
チェコ式はじゃがいもは茹でずに蒸してゆで卵やマヨネーズ、きゅうりやグリンピースではなく、ピクルスや人参…お酢で味付けだったか?真似たつもり。
あ、いかん
風邪の時に揚げ物?こりゃしくじったか?それでも食欲はある様で、結構食べられて安心。早く元気になってくれたまえ。
元気になるのを待って数日後、
チェコの家族の田舎のおうちにプレゼントを届けに行くと、ツリーを飾ったままにしておいてくれました。
ツリーの飾りはチェコ伝統のガラス製。おばあちゃんからもらったものや、毎年プレゼントし合ったりして増えていく、ひとつひとつ大切な思い出があるものばかり。ガラスがとっても薄くて繊細で大事に大事に扱わないと壊したり割ってしまいます。ちょっとヒヤヒヤ。
その下にはツクロヴィーも!
それから鯉のスープ。ものすごく美味しかった。
これは義理の弟の作。釣り人で、魚が大好きで、魚料理も大の得意。これはまさにすし屋の大将が常連さんだけにこっそり出してくれる「魚の粗汁」でした。
帰りにお土産までもらいましたよ。
なにかしら~?
(T-T)あ~!
ツクロヴィー詰め合わせ。
並べてみた。
どれもこれも美味しいのですが、特にチェコのお母さんが焼く plněné ořechy プルニェネーオジェヒィ、左から2行目、上段のクルミ型のがすごい美味しさなんです。クルミ生地を焼いてくるみクリームをはさみます。
お母さんにレシピを聞いても「困ったわod oka オドゥオカ 目分量なのよ」って。目分量で毎年こんなに美味しく焼けるなんて魔法みたいです。
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