ギリシャの島のちいさな村

2019-08-12

持って行ってよかったもの

シトロネラ、ミント、ゼラニウム、レモンユーカリの虫除け効果が期待されるアロマオイルに芳香器。エタノールも持って行ってスプレーも作った。菊花蚊取り線香は使わないで済んじゃった。それから使い慣れた塩と挽いてある胡椒。

一旦日が昇ると日差しがあまりにも強烈でなにもしたくなくなっちゃうので、毎朝頑張って早起きして、日が昇り始める頃には丘を登ってた教会の裏でメディテーション。

そこからはこんな景色が見られるのだ。目を瞑るともったいないので、時々無理やり目を開けてメディテーション。目が乾いた。

その後は村に二軒だけある商店でお買い物。自家製のオリーブ漬けと、気絶する程しょっぱいサーディン…これは食べ方が分からなかっただけで、よく塩を落としてちいさく刻めば素晴らしく美味しかった。

これを、茄子焼いて、パプリカとトマト、道中摘んできたバジルやオレガノに、島のオリーブオイルをドップドップかけて、それにパンに浸しながら食べる。パンは商店の息子さんが、隣の村のパン屋さんから毎朝買ってくる焼きたてで、周りがしっかりしていて中ふんわりの、浸して食べるのにぴったりのギリシャの基本のパン。

太陽が動いて風が通る場所が変わるので、コーヒーカップを持ってバルコニーに移動。時々通る人に「カリメーラ(ギリシャ語のこんにちは)」とか「ハロー」とか挨拶をしながら、ご主人と毎日いろんな話をした。日本とチェコの言葉や文化の違いとか、今までの旅のこと、本やニュースなどで見た世界のこと。

休暇の間は太陽や腹時計を基準になるべく時計を見ない生活に挑戦。バルコニーに太陽が近づいてきたら、雨戸と窓を閉めて、部屋に戻って音楽を聴いて、本を読む。ギリシャの家はよくできていて、部屋の遮光をしておけば、部屋はひんやりして過ごしやすい。それでもお昼に近くなるとじわじわと部屋も暑くなってくるので…

今だな

水着に着替えて、ビーチサンダルで浜まで歩いて…

泳ぎます。
パカパカパカパカ〜と沖まで泳いで、しばらく浮いて周りを眺め、再びパカパカパカ〜っと浜に戻って来て、パレオを巻き、時々ソフトクリームを食べながらスタスタと戻ってくる。

部屋で本読み、浜まで歩いて泳ぐを何回か繰り返して、日が沈み始まるのを待ち、あ、日が傾いたなと感じたら…

ご主人

ねーねー、沖に泳いでいたら教会が見えちゃった。あそこまで散歩しない？

ゆみこ

わたしも見た！いいね！行こうよ

運動靴を履いて、泳いでいる間に目星をつけて置いた目標の場所まで散歩。最初の日は朝にメディテーションしてる丘、次の日は一番高い丘にある教会。ここに青い旗が上がっていたら人が居るので中に入れると教えてもらったが、滞在中は遂に青い旗が上がっているのを見なかった。それから昔の風車のあった岬。ある日はこの丘の上の教会へ。