心はローカル線の旅

心はローカル線の旅

今月のAhoj!からはこんな記事がはみ出していました。
ご主人が自信を持っておすすめしてくれた「たいへんにローカル線の旅」です。

しばらく旅はお預けとわかっていますが、だからこそ、心でご一緒に旅しようではないですか。いいかい?行くよ。

くまゴロー
元気出していこう!

くまゴロー(TヘT )ありがとう。わたしはチェコ国鉄の乗り換え案内アプリ「Můj vlak」を愛用しています。りんご版GooglePlay版。この「俺の電車」は駅名を入れて検索すると、電車番号、発着時間、乗換え回数とその駅名を教えてくれ、カードやアポペイでチケットも買え、車掌さんが来たらアプリのQRコードを見せるだけ、その上遅延情報や今どこを走っているかも教えてくれます。

ここで「たいへんにローカル線の旅」をこのアプリで見てみてみようではないですか。

マサリチカ(マサリク駅)発とブランディズナッドラベンザープスカ間の検索結果。土曜日

マサリチカ(マサリク駅)発、目指すはブランディズナッドラベンザープスカ。 一回チェラーコヴィツェで乗り換え、1時間、34キロの旅、例えば土曜日のこの辺りの時間なら一時間置きに予定が立てられる。チケット購入は右の緑の矢印から、購入後は下の「jízdenky チケット」から進むとQRが表示されるのでそれを車掌さんに見せるだけ。

今回の重要単語は přestup プシェストゥプ 乗り換え
日々少しづつ馴染みの単語を増やしていこう。

リータチカ持ちの方に。 
リータチカは0ゾーンまで使えるので、Horní Počernice と Brandýs n.Labem – Zápská 間を買うのでOK。その場合はリータチカも一緒に車掌さんに見せよう! 付録、ゾーンの地図↓こういうの見るのが楽しい人はオタクだね❤️

駅名が⚫️黒丸から始まるのが0ゾーン外

Přestup のチェラーコヴィツェは見渡せるサイズの駅で、車両も一目でそれだと分かるし、電車が遅れて着いても待っていてくれるから、考え様によっては難易度は低いのかもしれない旅。ただしブランディース何々という駅が連続するから、慌てず

Brandýs n.Labem – Zápská

ザープスカー であるのは覚えておこう。 降りてからも意外と難易度が低く、駅はトラム停の様な感じで周りが丸見え、目指すカフェは駅の直ぐ先、駅名にもある道 zápská を車に気をつけながら渡り、手書きで「ここだよ」みたいに書いてある駐車場を恐る恐る入っていくと…

こんな入り口があるその名も「Na Půdě 屋根裏」だ。

この記事を書いているのは2020年3月26日。行く時は必ず営業日時間を調べてから行こう。

入りましょう

最初の一行目の単語がなんとなく分かる人はカルリーン地区の達人に違いない

ちょっと上るだけ、大丈夫だよ~的なことが書いてある。上ろう!

これが見えた時は嬉しくなって、駆け上がっちゃった。けど、もう一回降りて写真を撮った。

ゼイゼイ屋根裏に到着~!

想像していたけど、思った通り天井が斜めになっていた。梁を潜ったり、桁をまたいだりして、ワクワクしながら好みの席につく。柱でエリア分けされた感じになっているのも秘密の場所に来た感が増して楽しい。居心地がいいなぁここ。住み着いちゃいそう。

ゆみこ
好きだ〜ここ
ご主人
落ち着く〜

ここの lívanečky リィーヴァネチキイ パンケーキ はシンプルな生地に、きび砂糖と芥子の実、サワークリーム、煮詰めたベリーをのせただけで、そのどの素材にも強い味のものがなく、バランスよくふんわり甘い。残念ながらハンドドリップコーヒーはない。いいのよそんなことは。

優しくまっすぐなチェコの家庭味、変化球一切なし

ここでワンポイント
さっき降りた駅から一つ戻った駅 Brandýs nad Labem zastávka へお城の周りや、ラベ川沿いを散歩しながら行くことができる。下のインスタの手書き地図の左肩の道だ。屋根裏で人心地着いたら、電車の時間を調べて、散歩の時間分を逆算してカフェを出るといい。

こんな涙腺にぐいぐい来る景色を見ながら散歩できるんだ

チェコのこういう優し寂しぃ~感じが好き!写真撮ったり、ウルウルしたりする時間もちゃんと計算に入れてカフェを出るんだよ。

さあ本日の目玉だ

川沿い散歩を右に折れて、坂を上がれば駅、長細くコンクリートが打ちっぱなしになっている部分が Brandýs nad Labem zastávka のホーム。雑草でペンペンしちゃってるのもいい、待っているだけで癒される。来た来た来た、これに乗って帰るんだ~。スゲ~!

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チェコ暮らしヨガにパリチコあれこれはインスタ @yuminecka

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