マークでアンパン風も作った

マークでアンパン風も作った

見かけも味も素朴に焼けました

チェコでは食用の芥子の栽培が許可されていて、輸出量も世界一と聴く。そのため、芥子(チェコ語でmák、以下マーク)を使ったお菓子をよく見かけ、種類も豊富。それなのに、黒い見た目の未体験の食べ物に、なんとなく手が出ないできたが、そんなのあんこもチョコも黒っぽいじゃんと思い直し、代表的な、芋餅状のものにふりかけるもの、パイ、シナモンロール風と作って食べたが(→前回の18番で)、どれも素朴な美味しさでたいそう気に入り、既におやつの定番になりつつある。

一連のマーク試してみたかったシリーズの完結編として、Makový závin マコヴェツもついに焼いた。すり下ろしたマーク、ヨーグルト、お砂糖を練り練りして、パン生地で巻いて焼いただけだが、マークに慣れてきていれば、アンパンを食べた時に近い幸せを味わえる。

丁寧にコーヒーを淹れて、始めてこのお試しのマコヴェツを頬張った時は、なんだかジーンとして遠い目になってしまった。ジ〜ン、う、美味い。ってカンジ