ツアーバスでザイフェン
日帰りツアーバスに乗って、木のおもちゃ発祥の村ザイフェンに行ってきました+ええ〜話つき。…いい?長いわよ日記。
マサリク駅脇に朝集合、片道2時間程度のバスの旅。エルツ山脈中腹のちいさな村、ザイフェンはチェコの国境を越えるとスグに着きました。思っていたより近いけど雪の山道の運転はかなりたいへんそうでした。運転士さんありがとう。
お祭りの日は車は村の中には入れません。手前の駐車場でバスを降り、村の中心までは約2キロのハイキング(帰りもね♪)、ここから5時間の自由行動。
…と各自勝手に昔の住居が見られる野外博物館へ、
ずっと外というのが「寒いかな?」と心配だったけど、歩いていると体はあったかくなるものね。それはそれはたくさん着てきたし。こんなキレイな村を歩けるのなら寒さも吹き飛ぶってもんだなぁ。
作業の実演。
木でできたただの枠に見えますが、縦にカットして、仕上げると動物になります。
すごい!
昔の作業や生活の様子、
道具などが見られるのが嬉しい。ここで既に大満足。
待て待て、まだ木のちっちゃいおもちゃがクルクル廻ったりしているのを見てないぞ。では村に下って歩いて行きましょう。
↑こちら、パレードではありません。車を降りて村に向かう私たち観光客です。添乗員さんのお話ではいつもは二千人の村が、今日のパレードの日だけは一万人になるそうな。
こりゃすっごい人になるぞ!
ハイキング後で腹ごしらえをしたいけど、もちろんレストランも驚くほどの人。でもレストランはこの日にかなり慣れていらっしゃって、お料理は長く待つことなく出てきました。すごいなあ!
どこもメニューはドイツ語なので、好みの食べ物くらい簡単な単語をメモしてくればよかったなぁと思いました。相席させていただいたご夫婦に助けていただいて、思い出になるような美味しい料理を食べたよ〜!
もうパレードの場所とりをしている人もいるけれど、「おもちゃ博物館」に駆け込んで見学。よろしければご一緒にどうぞ❤️
これが気に入りました。うぉ〜
資料写真には、野外博物館で見た様な家の中で、年をとったご夫婦がこのこんなシャンデリアの作業をしている写真があって、お名前や説明がアーティストとして紹介されているのに感動しました。
すごいアートよね?
ザイフェンの街。パレード前にファンになっちゃいそう。
うぉーおっきい!
きゃー、ちっちゃい。涙腺に来ちゃいますな。
パリチコしてるよ〜!
ご主人のお気に入りはもちろん♪こちら…
あっ!
演奏の音が聞こえてきました!
パレードが始まります!外に見に行きましょう。
村人が鉱山で働く人たち、くるみ割り人形や聖歌隊などに扮して軽快なマーチにのって歩いてくるザイフェンの伝統的な鉱山パレード。
子供達の「生きているおもちゃ」ですって。どんなおもちゃに扮しているのかな?
人がすごくてなかなか近くに寄れません~。
ご主人はカメラを持って果敢にアタック!(lll゚Д゚)/
日が沈み始めました。
大人も子供もパレードを囲んでしあわせいっぱい。
パレードの後もまだ楽しい音楽が心に残っています。
さて、
ここからはお買物!
どのお店にも幸せな光が燈ります。
あのね「昔、炭鉱で働く人たちは朝暗いうちに出かけて、暗くなってから帰ってくるので、1日太陽を見ることができない。だから家族は窓辺にろうそくを太陽のように丸い形に飾って待っていた」んだって
こんな感じに…
うわーん・゚・(つД`)・゚・
そんないい話を聴いたら…
激買いしてしまうじゃない~
村中が優しい光に包まれる時間。
家族の飾った太陽が、
窓に輝いています。
来てよかったな〜ザイフェン。さ、わたしたちもそろそろ…
バスまで2キロ歩いて
帰りましょう。しかも帰りは登り(泣)
今回の写真はご主人の撮った写真です。ご主人は電車や地下鉄など乗り物を中心に撮影するプロのカメラマンです。でも風景や街も優しく美しく撮ってなかなか素敵なんです。興味のある方はこちらの→ご主人の写真ページまで。プラハの写真をプレゼントや思い出にいかがですか。額装もいたします。