三はしごブルチャーク祭

三はしごブルチャーク祭

グレーボフカ

畠で育てたぶどうのワイナリー。最も新鮮なブルチャークの 発酵して2日目に大行列。

白など。

「通常のものよりアルコール度数は低いかもしれないけれど、すごく新鮮でブドウが美味しい」とご主人。そばにいてもとてもブドウのよい香り。

芝生に座って、チーズを食べ食べコンサートをみました。

この中世音楽再現バンドが大好きでした。 「これは13世紀のもので恋の歌…」「南チェコの修道院で発見された、カレル4世のお父さんのことを歌った曲で…」等などたいへん興味深い説明の後に演奏してくれます。現在使われていない古い言語の曲もありました。最高です。

スロバキアのチーズを売るお店。お店の方までステキ!絵になりますね。

後ろから聞こえて来た おじいちゃんとお孫さんの会話

孫「おじいちゃーん。なんでそっちに行くのぉ~?」

おじいちゃん「あっちにはね、おじいちゃんをひきよせる大きな磁石があるんだ。」

孫「磁石?」

おじいちゃん「その磁石はねブルチャークっていうの」

こんな会話も聴けちゃうブルチャーク祭。oranžáda オランジャーダ オレンジのレモネードとチーズでもなかなか楽しい一日目でした。

 

ミーラーク

やっぱり教会むかって左の屋台が大賑わい。いい加減に名前を覚えようかな。

みんな楽しそうだなぁ。 酒を呑んだ、呑んだ、呑んだ~♪という歌詞が聴こえてきます。日本にもこんな歌詞の曲があった様な… ステージに預けられてる子供たちが可愛いね。一番迷子になりにくく安全な場所かも?

発酵した生地をのばして焼いて、チーズなどをトッピングしてくれる古式クレープ屋さん。おじさん1個ちょうだ~い

やった!焼きチーズだ。

しょっぱ~い!でも美味しい。中がトロっとしています。

 

プラハ城

まずは大統領官邸のお庭一般公開へ。官邸お庭は大きな畑で養蜂所もあります。
中も見られます。蜂は受粉のために大切な存在、大事に育てて活躍してもいます。わんわん蜂が飛んでいるのにどなたも覆いの様なものをせずに作業していらっしゃって、まわりも誰も気にせずにいるのが自然で不思議でした。ほかにも虫が住みやすい様におうちが所々に置かれて、裏には堆肥の大きな山もありました。

スイカだ~! 庭師さんが解説したり、質問に応じてくれます。「野菜や果物をつまないでくださいね。大統領の食べ物がなくなっちゃいますから」と笑わせてくれる庭師さんも。

おお。日本のカボチャみたいに調理ができる品種ホカイド。最近市場で人気です。こんな花が咲くんですね。

温室も見せていただけます。

ねこちゃんだ。プラハ城住まいのねこちゃんだね君は。

 

プラハ城は王様の公園のヴィノブラニーに参りました。

どちらの村の民族衣装でしょうか。 中央の広場では、こんなに美しくて貴重な衣装を着た方々が歌ったり、踊ったり、楽器の演奏をしたりしてくださいます。

昔ながらの方法でブドウを搾る実演。 道具がすでに芸術作品の様。

その脇ではすぐにそのジュースを販売してくれます。 これはたいへんに嬉しい。呑めない者は毎年これを楽しみにしております。

木を削って食器にしたり飾りにするお店の実演。 下の板を踏んで回しながら、台の上で木に彫刻等の小刀の様なナイフを当てて、シュルシュルと表面を削って形を変えていきます。素晴らしい職人芸。

ワインを入れておく瓶や試飲グラス、ショットグラスの籐のカバーのお店。 こちらも手で編みながら販売。

チーズ屋さん♪ ここのチーズが美味いのよ!これをこれくらい、そしてこっちがこれくらい…と切ってもらって、お皿に盛ってもらいます。

いい感じの音楽が聴こえてきました。 昔はこんな人々が旅して街にやってきては、焚き火の周りでこんなふうに演奏して、そこに人が集まって、踊ったり歌ったりしていたのではないかな~という音楽。

それを聴かせていただきながら… 昔は王様が散歩した庭の大きな木下で、ブリーチーズにバゲットにブルチャーク!…といきたいところだけど 赤いのはぶどうジュースで素晴らしい一日でした。

 を押すとが喜びます。それではみなさま、世界のどちらにいらしてもステキな一日をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。