ご主人プレゼンツ☆日本旅2017

ご主人プレゼンツ☆日本旅2017

それにしても、どこでみつけたそんな日本… _| ̄|○



目黒の桜

東横線と桜

羽田からちょっと中目黒に。先週はスェーデンのコピコーヒーも訪れたと聞くロースターに参りました。お二階のお席からはこんな眺めが。また来られたね日本。



母のお稲荷さん

母が早起きして、海苔は別添え塩むすびに、おいなりさんを作ってくれました。これが食べたかった~。みかんに見えるのは、愛媛は無茶々園の化学肥料を使わず、除草も手作業のオレンジ。



プチ夢叶い広島でうどん

iPhoneImage.png

今回もご主人の旅の目的は新幹線。その新幹線で広島、そこから更に芸備線でうどん。小麦の自家栽培から始まって、汲んだ湧き水でダシをとり、無農薬野菜や無添加食材を使った地粉うどんを食べにきました。

iPhoneImage.png

丸い気になる物体は揚げ卵ちゃん。美味くて優しい、美味優しぃ~。

iPhoneImage.png

はったい、麦を炒って挽いた粉のデザート。想像を遥かに超える幸せ感。きっときっとまたいつの日かまいります。

広島に戻り、原爆ドームに行き、心から平和をお祈りしました。路面電車にもちろん乗りました。新型もステキだけどやっぱり昔のタイプが好き。



宮島リピしました

前回の日本旅ですっかり気に入ってしまった宮島、厳島アゲ~ン。 丁寧に手入れされた中庭のあるゲストハウス。 ふっかふかのお布団と暖かいおもてなしにすっかり長旅の疲れがとれました。

三文の得。 朝のお参り。波の音にのって癒しがモワぁ~んとやってくるよォ。

絵になり過ぎて「合成じゃね?」と目を疑うほどの景色。加工一切なし。

もし人の多さに疲れたら、階段を登って高い所に上がるのがオススメ。そこにもやはり癒しがモワぁ~ん。

チェコのおかあさんに、鹿さんにもみじ、鳥居の柄のジャガード織りがま口。

曲がりおたまとお椀、宮島杓子は自宅用。



倉敷の町家

ご主人のプチ夢、500系に乗って倉敷へ。新幹線では珍しい、海外の、ドイツのAlexander Neumeister氏のデザインなんだそうで(ご主人解説)…なんだかお顔がキリっとしてますね。

倉敷美観地区。雨ですが、ご主人の日本のお気に入りがまた一つ増えました。こちらのおおにしうどん。

閉店時間に気づかず入店したにもかかわらず、「いいよいいよ座って座って」と招き入れてくれました。うどんを待つ間に

ゆみこ
あの布は暖簾。暖簾が扉の中にあったらお店はおしまい。

ゆみこ
山は山芋、天はてんぷら、月見は卵、たぬきは…きつねは…
と説明すると、
ご主人
メニューの秘密が分かった

と大喜び。もちろん美味しいからだけど、大将の声が大きくてエネルギーがあるのが気に入ったそうな。

倉敷河畔から道を一本隔てた本町通り、そこから更に裏道に入った坂の途中の町家に泊まりました。朝起きて、顔を洗いに行くとこんな景色が。

縁側。倉敷を愛する方々が古い町家を丁寧に改修した一軒屋です。

和室。ちゃっちゃぶ台よぉ~。

朝の倉敷。町家カフェ、藍染、古本屋、竹籠、和小物など数多くの店が並びます。

散歩して、パン買って、帰ってお茶をいれて、畳でゴロゴロして…まるで住んでいるように過ごせました。



農家の市場 青山

週末は青山で行われているファーマーズマーケットに。毎週土日。国連大学前広場にて農家さんや食べ物移動屋台が参加して行われています。

有機、無農薬など大事に育てられた野菜がいっぱい。

いやん!菜の花が食べられるのを忘れていたよ!(チェコで菜の花は主に工業用オイルになる) やっぱり週末は農家の市場だね。



重要単語は親子丼 角館

武家屋敷の町、秋田県、角館。やはりご主人チョイス、理由はこまちに乗りたいから! この枝垂れ桜が満開になったらさぞかし見事でしょうとも思いますが、もし桜の季節でなくても、歴史ある武家屋敷が並ぶ街並みには十分な見応えがありました。特には奥のお屋敷の石黒家の見学がオススメ。

あんなに説明したのにちっとも伝わっていなかったシリーズ その1 きりたんぽ

ご主人
わ~!これなに?スープが美味しいね
ゆみこ
うん、それきりたんぽ。説明したけどもう一回だ。スープは比内鶏。

古い日本家屋を時間をかけて改装し、 気に入った家具や食器、装飾品を集めたカフェ。

昭和五十年代の焙煎を再現し、ネルドリップでコーヒーを淹れてくれます。 ああ、いい香り。 器も愛おしい。

あんなに説明したのにちっとも伝わっていなかったシリーズ その2と3 稲庭うどんに親子丼

わかめうどんをたのんだ
わ~!そっちがよかったなぁ。うらやましい。
ゆみこ
秋田に行ったらこれは絶対にはずすなと絵まで描いて説明したのに(iДi)。いいよいいよわけてあげる。

食べながらの質問

ご主人
ねーねー、この漢字は井戸でしょ?どうしておやこどんは井戸なの?
ゆみこ
似ている漢字だけど井戸じゃない。真ん中に点があるでしょう?これは「丼(どん)」だよ。

でもそれはなかなか面白い質問。なんで丼は井戸に点なのかな? 調べてみれば、丼は井戸に石を投げ込んでボチャンっと音がする感じ、大雑把に一緒にした感じなんだそうな。点は石だったのかぁ!

おやつの時間がたのしみ

薄く削った山桜の樹皮を、コテの温度を調節しながら貼る、樺細工の黒文字。カッコイイから買っちゃった。



田沢湖 乳頭温泉

田沢湖周遊バスツアーに参加。雨の田沢湖はあまりにムードがあり過ぎて、いけないいけないと思いながらも「○○殺人事件」とか「鈍器で」とかそんな単語が頭に浮かんでしまった。

乳頭温泉

すごおおおおおい!

今回もご主人が乗りたい電車を選りすぐり、撮りたい町や村に行っているだけなのですが、なにせ主軸に新幹線愛がありますからいつもそのチョイスは外しません。愛って偉大。

チェックインは左の事務所で、あの橋を渡れば着替え小屋、向こうにちょっと湯気が上がっているのがわかりますか?そちらが露天風呂です。

食事は囲炉裏端で芋鍋!切り盛りしてくださるお父さんが、「好きなとご座っで」「お茶っこは自分で好きなだけついでね」と秋田弁で話してくれるのを聞いていたら心にポっと明かりが灯りました。なんと優しい言葉でしょう。お茶っこ美味しい、あれれ?ここのいぶりがっこは美味いよ!(なんでだ?焚き火の味がするよね?と恐れていたふたり) 美味いいぶりがっこは美味い!

あ、県の花、ふきのとうが咲いている

母に「お湯で体が熱くなり過ぎたら、一旦外に出て冷やし、冷えたらまたお湯に戻るといいよ」と教えてもらって、温泉の楽しみ方がわかり、ふたりはここですっかり温泉ファンになりました。



北海道新幹線 吹雪の札幌

さあお待ちかね!北海道新幹線はやぶさに乗車です。車内では「これより青函トンネルに入ります」「ただいま深海240メートルです」といった説明や、開通までの苦難の歴史についての放送があります。じ~ん、よかったねはやぶさ!

終点は新函館北斗。来ちゃったねぇ北海道。ここからは函館ライナー特急北斗で札幌に。

この北斗、線路の側まで波がザババーン、ザパーンとやってきて、数歩歩けば海に飛び込めそうなところを走って行きます。たいへんにダイナミック!

ところが着いた札幌は大吹雪。歩くのも困難な程の風と雪ですが、ずっと宿にいるのはあまりにも残念。お腹も空いてきたし、札幌は地下に入れさえすれば、地下でつながっていて街になっているとききますので、

調べてきた注文を受けてから手で握ってくれるおにぎり屋さんに行ってみることにしました。

うっうまい!

八十四歳のおばあちゃん総店長が握り方を指導していて、着色料や保存料も極力使わないようにしているのだそうです。

行きたかった珈琲店もやはり地下街にあり、ありがたくテイクアウト。地下街って便利だなあ。脇のお菓子は秋田の落雁「秋田もろこし」なまはげバージョン。成分が小豆、砂糖、鶏卵だけとシンプルなのが嬉しく、コーヒーにもぴったり。

またまた地下街から市電循環の旅にも出かけ、

プラハのストロモフカ公園を歩いている錯覚に陥る公園を散歩したり…

この雪では無理かな?と思っていたカフェにも来ることができました。1階が焙煎所で2階がカフェ。

おお、カップが可愛い

お店の方の話しでは「札幌の人はやせ我慢で、寒くても薄着」なんだそうで、確かに街ではわたしたちは浮く程厚着な二人組で、みなさん軽装で驚きました。

この後吹雪はまさにピークとなり、もう帰ろうというご主人をよそに、「らる畑~」「らる畑でお弁当買うんだもん~」とうなされる様に歩き、辿り着いたのがこちら、

美味しそうなフルーツや食材がいっぱいの自然食スーパーマーケット。

脇には愛する藻塩せんべいが

こちらのお弁当をFBで見てはヨダレを垂らしていたんです。ゆみこも夢叶う。

気がつけば、札幌時計台も大通公園も見てない旅。札幌を出る前にご主人が「どうしても行ってみたい。お願い」と言うので、デパ地下で自由時間をとることにしました。あっという間に姿が見えなくなるご主人。

そういやプリン、大好物でしたっけ

車内で。



駅前大自然 大沼国定公園

空気感がブベネッチなのだ

札幌から再び北斗で戻って、あとちょっとで新幹線の新函館北斗という手前に、今度はプラハのブベネッチにいる錯覚に陥る駅があります。やはり緯度が関係あるのでしょうか。北海道はかなりチェコっぽいです。

ここはすごい。電車を降りたら目の前が大自然、大沼国定公園です。

これがホームシックなのでしょうか?海外で日本食が恋しくなる様に、散歩大好きのチェコの人は公園が恋しくなるのでしょう。わざわざ日本まで来て、「ここプルホニツェに似てるね~♪」とか言いながら、雨の中を何時間もかけて散歩しなくてもいいんじゃない?とも思うのですが、実はわたしも楽しいのです。

この写真を見たらあれ?もう帰ってきたの?って思うもん。

多少事情もあって、お宿が豪華過ぎて(チョイスがなかった) 、公園の方が居心地がいいのです。

最近のお宿はすごいですよね、パン屋さんもついています。

うわあ。すごく形が揃ってて、均間隔で並んでいる。コンピューターグラフィックみたいだ。



再び北斗からザッパアアァァンを見て…

はっこだてぇえ〜♪

遂に函館までやってきました。 おしゃれなパンたちを駅で立って食べたりしてごめんね。この牛乳が濃厚でものすごく美味しかった。瓶が可愛かったなぁ~持って帰ってくればよかった。

名物「函館朝市」。お店のお母さん達がよい調子で声をかけてくれます「どっから来たのぉ?」、日本語にかなり慣れてきた

ご主人
チェコから来ました

お母さんA「チェコって?チェコスロヴァキア?」(この旅もやはり多くの方にこう言っていただきました)、お母さんB「やだあんた違うわよ、チェコって言ったら…」(踊るような身振りで) チャースラフスカーよ!

へっΣ(゚Д゚ノ)ノ お母さんBスゴイ!

東京オリンピックで活躍したチェコの体操選手チャースラフスカーさん。優美な演技にオリンピックの名花と謳われた人気選手です。なんだか嬉しいな、このお店に入りましょう。メニューは丼に2品好きなお刺身がのせられる仕組みで、わたしのチョイスは多分ありがちなこの2品。

ゆみこはまぐろといくらをチョイス

ご主人は、マグロとサーモンは知っているけど違うものも食べてみたい、かと言ってエビ、カニ、貝、卵類はハードルが高過ぎ(←まだ食べたことがない)、でもさっきイカが泳い入るのを見ちゃったらあまりにも可愛くて食べられない…そこで選んだチョイスが… マグロとシメサバ。

渋いじゃん


路面電車。古いよ~(褒めてますから)も走っているし、1日パスが600円で乗り放題とかなり観光客フレンドリー。終点まで乗って、ちょっと歩けばもう港。

どの船もきれいに手入れされ、ピカピカに磨かれた照明が積まれています。

ゆみこ
これはね、夜に電気をつけてイカを集めて釣るイカ釣船

と日本人なら誰でも知っていそうな情報を言うと

ご主人
物知りだ!

と大感激。 てへへ。

その時です。突如ゆみこのいい感じメーターが作動して、こっちこっち!こっちからいい感じがする「こっちに行こう」と体がどんどん歩き出し…

のらいぬだよ〜(iДi)

こんなところにカフェが!

こんなに居心地のよい空間が、みつけてしまったのです。運命のカフェ。

ほらねぇ、あの牛乳瓶をとっておけばよかったでしょ?こんなふうにカトラリー入れになったのに

餡子が食べたいとお願いすると、最初はお餅を探してくださって、あいにく切らしているとわかると、餡トーストを焼いてくださいました。 コーヒーがすっごく美味しい。びっくりしました。

初めてお会いする気がしない目の綺麗なオーナーの女性と、初めてお会いしたのにたくさんたくさん話をしました。お話しするうちに、どうしてこんなにお店の居心地がいいのか、どうしてコーヒーや餡子が美味しいのか、どれもこれもなるほどなぁ~と納得できました。 お会いできてよかった。

教えていただいた通りに丘に上がると、防波堤の向こうの大きな海が見えてきました。 丘の上ではなぜか、前回の旅でお会いできた四国のおふたりのこと、帰りにいただいたおみかんやパンの美味しさなどが湧いてきました。

帰りの新幹線で、といただいたクッキー

旅に出てよかったなぁ~。



週末はコーヒーバー 代々木公園

週末はファーマーズマーケットに行って、ここでコーヒー。

1963年創業、ノルウェーはオスロの老舗コーヒーバーの日本店で、コーヒーは飛行機に残って来る価値ありと噂通りの美味しさ。

人気のシナモンロールに、

別の日にはバニラクリームにココナッツのスコーレブローが奇跡的に残っていました。 美味しいんだよ!

バーの数メートル先には家具部門も

もとい。週末はファーマーズマーケットにコーヒーバー…それから東急ハンズのこの売り場でご主人釘付けのルーティンかな?

お土産に買ったエチオピアシダモとバリスタのすすめてくださったホンジュラス。飛行機に乗せるために工夫までしていただいて…大事に持って帰ります。



草津よいとこ

MAXのちゅーを撮りにきております。これにてご主人希望の新幹線、全てに乗車いたしました。やったな!

MAXからJR吾妻線に乗り換え、バスで草津温泉へ。

源泉が湧き出る湯畑。もうすっごいにおいで効きそう…。毎分四千リットルの温泉が湧き出ているそうで、もんもん湯けむりが舞い上がっています。

え!?毎分?四千リットルですって?

早速脇道にそれちゃいますが、こちらにフォーリンラブ。 湯畑を見ている時はなんだかすごい色だなぁ〜と思ったのですが、職人さんが吹きガラスでグラスを作るのを見学しているうちに、素晴らしくいい色に思えてきて…心のいつの日かリストに書き込みました。草津源泉色のお醤油さし。

草津は6種類も源泉があるそうで、自然に囲まれた露天温泉の西の河原、

源頼朝ゆかりの「御座之湯」を始め、彼方此方にご自由にどうぞの足湯や足湯カフェなんていうのもありました。

よい感じのお宿もたくさんあり。泊まったお宿も古い旅館をモダンに改装した居心地のよいところでした。

こちらはバスの駅から湯畑に降りて行こうとする坂の右手のカフェ




空港で天気予報を調べると

ゆみこ
え~! プラハは雪だって~
ご主人
それじゃ最後に抹茶アイスは食べておく

日本の母にご馳走してもらった「あんみつ」をちゃんとおさらいして帰るご主人。いろいろ好物がふえてよかったね~。

 を押すとが喜びます。それではみなさま、世界のどちらにいらしてもステキな一日をお過ごしくださいませ。ありがとうございました。