SAPAで芋芋芋芋!

SAPAで芋芋芋芋!

プラハの大ベトナム市場SAPA サパへの行き方、ちょっとおさらいです。
17番トラムで来て、Sídliště Libušで下車し、お洒落なコンテナハウスのカフェを右に曲がったら、このアーチェリー倶楽部の前を通り、左に下っていきます。左に自然公園が始まっているのが見えますね。

今まではバスの一択で、例えばメトロC線 Kačerov からバスの113、333番で Sídliště Písnice下車、「Ahoj!」の地図の「入」と書いてある↓下の写真の3番ゲートから入ります。バスはすぐ前まで行ってくれるのでこれもいいな。どこから行くかによりますね。ただ、車はSAPAの辺りはめちゃくちゃ混むので、友人の車に便乗させてもらって行っていた時は、悪かったなぁ〜。つまり、バスも混むという訳です。

この3番ゲートを潜ってからひたすら真っ直ぐ進めば、右手に4番ゲートの大門、その先にはチェー専門店や日本ぽい?食材が買えるお店街。その左手には…

大倉庫の中に延々と衣服、靴、鞄なんかが売られているエリア。ここは小売してくれますが、12個まとめ買いなんていう場合もあります。その上お店の方がお食事中だったり、そもそも居なかったり、ベトナム語オンリーなんていうこともありコミュ力道場的な場所かもしれません。この大倉庫を抜けて更に進めば…

ベトナム料理店街。この真ん中を出前の片手運転バイクがスダダダダダっと走ってきたりもします。ちょっとドキドキしちゃいますか?自分が今プラハにいるのかどうかの自信がなくなってきますよね?でも、店先でこんなもの↓が売っているのを見ると、きゃ〜っともなっちゃいません?

この辺りの十五年?前は、テーブルだけ置いてあって、店の隅で何かがグラグラと煮えている(多分スープ)、メニューはない。なんていうお店もあったのですが、今は写真付きメニューも多く見かけ、ベトナムの方のようであって「あ、この人はチェコ育ちなんだな」という若い方もいて、また英語でコミュニケーションをとってくれようとする方もいました。
↓迷いに迷ってエイヤー!と入ったお店の鶏のフォー、きっと何処に入っても美味しいんだ。

それではそろそろこのへんで購入品、芋芋芋芋!を食べていきたいと思います。↓こちらを買って参りました。総額170コルン…1100円位。かなり大きな芋芋芋芋!なのですが、決して安くはないかな?とも思いますが、しかしながら野菜はベトナムから空輸しているとも聴きますし、そう考えると特別品としてありがたいのかもしれません。

まずはしめじと、里芋いかせていただきました。
日本の母が「里芋むくと手が痒くなる」と言っていたのをうっすらと覚えておりまして、体質が似ている事も考えられるので、事前にネットで調べ、濡れると痒ゆ痒ゆ成分になりやすいらしいので、乾いたまま汚れを落とし、ピーラーで皮を剥き、切り、最後にちゃっちゃっちゃと洗って、煮たところ無事でした。痒くなった時は重曹やお酢で洗うとも。予備知識にでもなれば。
↓料理はこんな見かけですが、ホクとろの全くもって里芋で嬉しかったです。

お次。芋1と芋2は違う品種であろうと踏んで、お試しに両方買って参りました。さつまいもだなと思う方を先にパカと切ってみれば、感動、切ってもオレンジではありません。チェコのさつまいも batáty にもすっかり慣れ、むしろ大好きなんですが、切るとオレンジ色なんです。久しぶりにこんな切り口を見ました。

シンプルにふかして、こちらはお願いして日本の方にも試していただきましたが、「さつまいもの香りがする」との感想。うんうんうんうん、本当にね。懐かしいさつまいもの香りがします。

あなたはだんだんさつまいもが食べたくなる〜!
なアップ写真。続きます。
そして「絶対紅芋だろう」と踏んでいたクセに、切り口に改めて紅芋だと驚く。すっスゴッ!紅芋!

よく考えれば、存在はお菓子などで知ってはいたものの、実物を切ったのは初めてかもしれません。すごい色ですね?
ここでちょっとご注意なのですが、切り目に白く見えるのは澱粉で、これが包丁に付着してちょっとでも時間が経つとかなり取れなくなります。わたしもやっちまいました。切ったらそのまま洗えば大丈夫ですが、もし取れなくなった時はくれぐれも刃に気をつけながら、重曹で柔らかく擦ってあげてから洗う、で取れました。

こちらもシンプルにふかしてみましたが。見た目が不気味なのか?里芋も日本ぽいさつまいもも、うまうま食べていたご主人が一向に興味を示しません。ところがですよあなた、これが

しっかり重みで旨いのです

紅芋ラブ❤️。おまけに腸内帝国は絶好調!
はぁ〜次はいつSAPAに行こうかなぁ…と、すっかりプラハのベトナムが気に入ってしまったところで、みなさま、長々とお付き合いくださりありがとうございました。世界のどちらにいらしても、どうか素晴らしい1日をお過ごしください。